自宅でできる本物の金とメッキを見分ける方法4つ

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自宅でできる本物の金とメッキを見分ける方法4つ

この金は本物?それとも金メッキ?お持ちのジュエリーが本物か金メッキであるかを、自宅で簡単に見分ける方法があれば、便利ですよね。

お手元にあるゴールドが本物かそれとも金メッキなのか。
こちらでは、知っていれば必ず役に立つ、誰でも自宅で簡単にできる本物の金と金メッキの見分け方をご紹介していきます。

金メッキの見分け方 ① 刻印を見る

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本物の金の刻印

まず誰でもできる本物と金メッキの一番簡単な見分け方は、金属の刻印をみることです。金であるということを証明するために、ジュエリーの裏側などには小さな刻印が刻まれています。

◇「K」なら本物の金

金とメッキの見分け方

金には「K18」といった刻印が打たれているのを見かけたことがあると思います。Kはカラットを表します。金の純度は24分率の重量比率で表すので、K24の場合は100%が純金で、K18は75%が純金(18/24=0.75)という意味になります。たまに「18K」とKが後に来る表示もありますが、意味は同じです。

刻印は国によって異なります。フランスではK18以上なら鷲の頭、K14はサンジャック貝、K9はクローバーの刻印。鷲の頭は年代によってデザインが異なります。

イギリスでは王冠の横に金の純度(916、750、585、375)と、鑑定した場所の絵が刻印されています。時代によって絵は異なるので、製造年が分かるという仕組みです。

中国では24金を「万足金」、22金を「千足金」、20金を「足金」と刻印します。

ただし、稀にですが、上記の刻印があっても偽物があります。また、アトK(アトケイ)と言って、数字のあとにKがつく金の刻印があり、これには特に注意が必要です。アトKは「18K」という表記の仕方ですが、これは東南アジアやハワイなど外国で製造されたものや、日本で昔製造されたジュエリーに見られることがあります。アトKのなかにも刻印の表記通り金を含んでいるものがありますが、金の含有率がかなり低い偽物が紛れ込んでいることも事実です。アトK刻印のものの金の含有率を調べるには、鑑別機関や知識豊富な買取店に持ち込み、比重検査をしてもらえば分かります。

◇造幣局のホールマーク

金とメッキの見分け方

日本の造幣局が行う貴金属の純度検査で認定されると、造幣局からのホールマークが刻印されます。

純度認証極印と呼ばれるホールマークは、ひし形のレリーフの中に金の純度が表示され、ひし形の左側には日本国旗が刻印されています。造幣局では金の純度を1000分率で表記しています。

K24は999、K22は996、K18は750、K14は585、K12は500、K10は416、K9は375といった具合です。

金の色の種類別

金とメッキの見分け方

金には黄、白、ピンクなどの異なる色があります。ピンクゴールドなら「K18PG」と表示されます。

ホワイトゴールド WG

イエローゴールド    YG

ピンクゴールド        PG

ローズ(レッド)ゴールド RG

金メッキの刻印

金とメッキの見分け方

実はシルバーなどの金属の表面に薄い金の膜を張る「金メッキ」にも刻印がされています。

GP (Gold Plated)

薄い金の膜を張ったもので、18金のメッキなら「18KGP」と刻印します。電気分解による方法でメッキ処理するので、GEP(Gold Electro Plated)と刻まれる場合もあります。

HGE (Hard Gold Electro Plated)

ニッケルやコバルトなどをプラスして、金の硬さを調整して電気的に処理したものです。

GF (Gold Filled)

表面を金で加工してはがれ落ちにくくしたものです。高熱で表面に金を圧着してロウ付けします。18金を張ったものは「K18GF」と刻印されます。

RGP (Rolled Gold Plate)

GFと同じ方法ですが、金がジュエリーの一部分など全体の5%未満の場合に刻印されます。

※貴金属の刻印についての参考記事
この3つの刻印だけは絶対に注意!(貴金属の刻印一覧つき)

金メッキの見分け方 ② 磁石


磁石を用意してください。本物の金は磁石にくっつきませんが、金メッキは磁石にくっつきます。
ただ、実際には刻印がなくて磁石にくっつかない金メッキなども発見されているので、こちらは参考程度にとどめておいて頂いた方が良いかもしれません。

金メッキの見分け方 ③ 色


金メッキは、見た目がテカテカと光っています。長く使用していると摩擦などでメッキが剥がれて、下から別の金属が見える場合がよくあります。一部分だけ剥がれることもあるので、ジュエリー全体の色を確かめてみましょう。

金メッキの見分け方 ④ 重さ

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やはり本物の金は、持った時にズッシリと重みを感じます。それに比べて金メッキは軽い感じ
しかし、この場合は本物とメッキの違いに慣れていなければなりません。また同じ体積のもので比べないとよく分からなかったりもするため、こちらも参考程度にしておいてくださいね。

まとめ

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本物の金と金メッキを見分けるには、刻印を見るのが一番です。
それでわからない場合には、上記の見分け方を参考にして頂くのも良いですが、最終的には下手に自分で判断せずプロに見てもらうのがやはり確実だと思います。貴金属店や買取店で気軽に相談してみるのが良いでしょう。

リカラット編集部 監修

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ABOUTこの記事をかいた人

マクロクリンイクミ。Gem-Aで学んだ後、2001年にFGAとDGAを取得。宝石の歴史や伝説などについてのお話と、19世紀末のアール・ヌーヴォーのデザインがお気に入り。好きな宝石は、深いコバルトブルーをしたアウイナイトです。ロンドン在住。