アホー石、スコロド石、透閃石、あなたの知らないレアストーン5選!

アホー石、スコロド石、透閃石、あなたの知らないレアストーン5選!

突然ですが。

私の好きなタイプは石破茂。大好きな趣味は「カラスの観察」と「美味しいモノの研究」です。

コスモスの葉っぱは天ぷらにすると美味ですが、昔自分の排出した「飼料」を使ってキノコを栽培し、それを食べさせたら家族に「マジギレ」された経験があります。(味噌汁に入れました。)

数少ない友人からよく「変な人」と言われる私。好きな鉱物も、やはり「変なモノ」が好きです。

今回は、一度聞いたら絶対に忘れられない、変わった鉱物、レアストーンをご紹介します。

アホなのにめっちゃ高い鉱物「アホー石」

いいですね。

アホー石。ネーミングからして、グッとくる鉱物です。元々はアメリカのアリゾナ州にあるアホー鉱山で発見されたことからこの名前が付けられました。

アホー石は鉱物的にはケイ酸塩鉱物。水晶に内包された状態で見つかっています。水晶のところどころに青緑色が混じり、不思議な美しさが人気の秘密です。ヤフオクなどのネットでも高値で取引されています。

南アフリカのメッシーナから産出されてから人気鉱物の仲間入り。ブルーが内包された水晶をパパゴ石(パパゴアイト)と呼び、グリーンが内包された水晶をアホー石(アジョイト)と呼んで区別することも。

水晶の中のアホー石は、鉱物なのに繊維状や幻影状になっています。針状の自然銅をともなうことがありますが、その理由は解明されていません。

鉱物なのにニンニク臭い「スコロド石」

ギリシャ語の「にんにくのような」という形容詞であるScorodionから名付けられたスコロド石硫砒鉄鉱など、猛毒のヒ素を含む鉱物が酸化し、分解されることでできた鉱物です。

スコロド石の特徴は何と言ってもニンニク臭いこと。そもそもヒ素化合物は加熱するとニンニクに似た匂いが発生しますが、このスコロド石は叩いただけでもニンニク臭い。とても残念な鉱物です。

スコロド石の産地はメキシコやブラジル、アメリカなどですが、日本の大分県でも産出されます。

スコロド石は一見地味な黒っぽい石に見えますが、含まれる微量な成分によりブルーやグリーンなどの透明色が現れることがあり、宝石のようにカットされて売られていることもあります。

しかしヒ素には毒性があります。ニンニク臭いからといって、決して口に入れないでくださいね。

暗闇でオレンジに光る「透閃石(とうせんせき)」

透閃石(とうせんせき)はケイ酸塩鉱物の一種で、角閃石のグループに属する鉱物です。成分中組成のマグネシウムが半分以上鉄に置き換わると緑閃石となります。

透閃石は結晶が柱状だったり繊維状で産出されることが多いのですが、稀に透明で大きな結晶が見つかることがあります。

透閃石は結晶の粒度で見た目がガラリと変わる不思議な石。中国で愛されるヒスイによく似た軟玉の主成分でもあります。

透閃石は石同士をゴリゴリとこすり合わせると、暗闇でピカッとオレンジ色に光ることがあります。ポルトガルやアメリカで産出されますが、日本では長野県や岩手県などでも見つかっています。

透閃石は素手で触ると手のひらに針状の結晶が刺さることがあります。これはなかなか取れないので、素手で触らないようにしましょう。

ビロ〜ンと伸びる「蛭石(ひるいし)」

鉱物なのに水分子を含んでいる蛭石(ひるいし)。そのため火で炙るとアコーディオンのようにビロ〜ンと伸びます。

これは内部の水分が過熱することで水蒸気に変わり、体積が膨張するから。一度伸びてしまった蛭石は冷やしても元には戻りません。

硬い石なのに、水分を含むという不思議な性質を持つ蛭石は、その特性を生かして建築用の断熱材や防音材などに使われています。

石なのに水に溶けちゃう「胆礬(たんぱん)」

銅を採掘する坑道の天井に、青くつららのように生成する鉱物がこちらの胆礬(たんぱん)です。鮮やかなブルーはとても美しく、見たら絶対に忘れられない美しさ。

しかし天然では滅多に見られないばかりか、取り扱いが難しい鉱物です。胆礬は乾燥に弱く、空気中に放置しておくと表面が変質します。

湿気にも弱いので、水に浸けておくと溶けてしまうことも。水洗いは厳禁です。

どうやったらこんな美しい鉱物ができるんだろう、と思って調べたところ、人工でサクッと作れることがわかりました。銅に硫酸と過酸化水素水を加えて結晶化させるだけ。販売されているのは人工結晶が多いようですね。

しかし胆礬はあまりにも水に溶けやすいために、陶芸の色つけなどに使われることがあるそうです。

最後に

いかがですか。とても変わった鉱物を5種類紹介しました。
もし興味があれば、ぜひ標本を購入してみてくださいね!

リカラット編集部 監修