【重要】ニセモノに注意!!5つの宝石の選び方と注意点

宝石箱

趣味で20年以上レアストーン寄りの宝石やジュエリーを収集しています。メキシコのウォーターオパールからはじまり、既に50種類以上のルースを所持しています。王道(?)のグランディディエライトやレッドベリルをはじめ、コーネルピンやペツォッタイトといった誰も知らないような希少石も大好物。宝石を太陽光に当てたり、ブラックライトで照らしたりしてマニアックに宝石を楽しんでいます。

【重要】ニセモノに注意!!5つの宝石の選び方と注意点

“ニセモノ”の宝石は、意外と多く流通しています。その上、恐ろしいことに、販売している人も知らずに売っているケースが多々あるのです。

自分の身を守れるのは自分だけ!正しい知識を身に着けて、賢い買い物をしましょう。

そこで、今回は役に立つ「騙されやすい宝石」についての記事をまとめました。

パパラチアサファイア

蓮の花
サファイアのなかでも、一番人気があるのがハスの花の色に例えられるオレンジとピンクの中間色のパパラチアサファイア。

非常に美しい宝石なのですが、下記のサイトのような鮮やかな色のパパラチアサファイアはベリリウム拡散加熱処理が施されている可能性が高いので注意が必要です。

「パパラチア」と呼ばれるのは、飽くまでも加熱処理されたサファイアまで。ベリリウム拡散処理が認められたものは、「パパラチアサファイア」としては認められません。
鑑別書に必ず記載されますので、よく見て買うようにしましょう。

パパラチアサファイアに施される「ベリリウム拡散加熱処理」とは

スタールビ―

スタールビー
本来、スタールビ―はかなり希少な存在です。

それにも関わらず、安価なアクセサリーなどでも見かけることがありますよね。それは、合成石である可能性が高いです。

天然石と合成石の見分け方は、ルースであれば裏を見ること。合成石は綺麗に処理されていますが、天然石はそこまで平らになっていません。

また、天然石と比較すると人工石は触った時の冷たさがありません。あまりにも色が美しくて6条のスターがハッキリしすぎている場合にも疑ってみた方が良いでしょう。

偽物!?スタールビーの見分け方3つのポイント

ダブレットオパール、ダブレットルビー

オパール
「ダブレット」という見慣れない言葉。こちらは、いわゆる“ニセモノの宝石”に使われる言葉です。

ダブレットという名前の付くものは簡単にいうと、2つのものを貼り合わせて作られています。

オパールの場合は、プラスチックなどに薄いオパールの板を貼って作られます。このようなものには当然ですが、宝石としての価値はありません

プロでもなかなか見抜けないのがダブレットルビー。こちらは、合成ルビーの上の部分に天然ルビーを貼り付けて作ります。接着面に接着剤のあとが見えるようなものであれば、すぐに分かります。

価値は100分の1?偽宝石の代表例「ダブレット」をまとめてみたよ

翡翠(ヒスイ)

翡翠(ジェイド)
翡翠には軟玉と硬玉という2種類があります。軟玉は現在、翡翠としての価値を認められていません。

また、紛らわしい名前を付けて販売されているものもあるので、注意が必要です。

例えば、「インド翡翠」はグリーンアベンチュリンですし、「オーストラリア翡翠」はクリソプレース。見た目は似ているかもしれませんが、全くの別物。

そもそも、天然石ですらなく、ガラスやプラスチックといった模造品も多いので、翡翠は信頼できる業者からしか買わないほうが良いでしょうね。

ヒスイ?キツネ石?1番分かりやすい見分け方の解説記事

ラピスラズリ

ラピスラズリ
ラピスラズリはパワーストーンやシルバーアクセサリーとしても見かけるので、安価な宝石だと思っている人もいるのではないでしょうか。

実は、高品質なものはかなり高価な宝石なのです。

混じりけのない濃いブルーのものが最高級とされます。

キラキラとした夜空のようにパイライトが含まれるものもありますが、それはあまり価値が高いものではありません。ただし、パイライトの入り方や美しさによっては、価値が高くなっているケースもあるようです。

練ったり、張り合わせたり、染めたりと、ラピスラズリは本当にニセモノの多い宝石なので、覚えておきましょう。

ラピスラズリ、宝石店が本物と偽物を見分ける時の3つの観点

騙されないようにするには?

手品
まとめると、宝石のニセモノは大きく下記の4種類に分けられます。

  • 模造品(全く別物)
  • 表面だけホンモノ
  • 全く別の天然石
  • 合成石

別の天然石だったというケースを除けば、どれもほとんど価値ゼロといってもいいものです。

今回は、ニセモノが多く、見分けるのが難しいものを中心にご紹介しました。しかし、ご紹介した宝石が全てではありません。

ありとあらゆる宝石にニセモノが存在していると思った方がよいでしょう。騙されないためには、「知識を得ること」と「信頼できる相手から買うこと」。

少しでも怪しいと感じたときには、鑑定・鑑別書を付けてもらうか、事前に鑑別機関に調査してもらった方がよいですね。

鑑別書・鑑定書の料金と特徴は?プロ厳選”5つの宝石鑑別機関”

リカラット編集部 監修

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趣味で20年以上レアストーン寄りの宝石やジュエリーを収集しています。メキシコのウォーターオパールからはじまり、既に50種類以上のルースを所持しています。王道(?)のグランディディエライトやレッドベリルをはじめ、コーネルピンやペツォッタイトといった誰も知らないような希少石も大好物。宝石を太陽光に当てたり、ブラックライトで照らしたりしてマニアックに宝石を楽しんでいます。