行って来ました、2018年ジャパンジュエリーフェア(JJF)@東京ビッグサイト!
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毎年春と秋に行われる 国際宝飾展(IJT)と並ぶ、国内最大級の宝石展。
今回もお宝がいっぱいです。さっそく見てみましょう!
目次
日程・場所

2018年の日程は8月の28日(火)から30日(木)。
こういった宝石展には珍しく、完全に平日のみの開催です。
場所はおなじみ東京ビッグサイトです。
ジュエリーショーに入る方法

一般の方でも問題なく入場できるのですが、事前予約すると並ばずに済むので便利です。
入場に際しては必ず名刺を2枚以上持ってきてくださいね。
セミナーなどの申込みも、ネットで行えるようになっています。
入場料などはかかりません。
ジャパンジュエリーフェア(JJF)の特徴

業界的な裏話を少しお話しますと、まずジャパンジュエリーフェア(JJF)は「UBM社」という団体が主催しています。
UBM社はイギリスの由緒正しいイベント会社なのですが、そのアジアの本拠地は東京ではなく香港にあります。
9月に行われる香港ジュエリー&ジェムフェアはこのUBM社の主催で、まさに「アジア最大」の名にふさわしい超超超大型イベントなのですが、
ジャパンジュエリーフェア(JJF)は同じUBM主催で、かつ開催日がその直前にあたるせいか、
- 多くの出展企業は、香港ジュエリー&ジェムフェアに出す展示品をそのまま出している
- 香港ジュエリー&ジェムフェアほど混んでない(特に海外からのお客さんが少ない)
という特徴があります。
そのためお客さん側の立場でいうと、リラックスして香港ジュエリー&ジェムフェアに出るようなお宝を見られますし、お店の方も丁寧に説明してくださいます。
なんだかオトク感がありますね。
当日のフォトギャラリー
お待たせしました!ジャパンジュエリーフェア(JJF)2018のフォトギャラリーです!
1億800万円のボルダーオパール

どーん!
参考上代1億800万円の、ボルダーオパールです。
バラの花束をモチーフにしたネックレスだそうで、青や緑だけでなく、赤やオレンジの美しい輝きがまたたきます。
周囲には贅沢にダイヤをあしらっています。
2億円のパライバトルマリン

どどーん!
やっぱりね、上には上がいるんですよ。
1億円の宝石があれば、2億円の宝石だってあるんです。
こちらは88.37カラットという巨大なパライバトルマリン。
単に巨大なだけではなく、その透き通る吸い込まれそうな色合いが、私のお写真でどこまで伝わるか・・・。
多くのお客様が、足を止めて眺めては、ため息をついていらっしゃいました。
500カラットのダイヤモンド・・・!?

どどどーん!
お次は500カラットのダイヤモンド・・・!?と思いきや、
残念ながらこちらはキュービックジルコニア。人造石です。
さくらダイヤモンドを開発された東京貴宝株式会社さんの展示品で、この大きさだと桜の形をしたカットが、肉眼でもよく見えます。
燃えるようなキャッツアイ効果のエメラルド

私、これ大好きだったんです。
国内ではあまり見たことのない、キャッツアイ効果のエメラルドです。
しかもクリソリベルのキャッツアイ効果のような直線上ではなく、ゆらめく炎のようなキャッツアイ効果なんです。

伝わりますでしょうか。
角度によってこう、奥行きの深さまで変わるような「ゆらっ」とした輝きを見せてくるんです。
なんという色気!
世の中、いろいろな石があるんですね。
遊び心のかたまり|イタリア「STAURINO」(スタウリーノ)

最後にご紹介したいのが、イタリアで約100年の歴史をもつ「STAURINO」(スタウリーノ)。
日本では取扱いがないので知らない方も多いかと思いますが、宝石を遊び尽くした方に楽しんでもらうをテーマに、自然や動物をモチーフに洒脱なアクセサリーをつくってらっしゃいます。
1つ目はタコですね。

で、お次はキリンとゾウです。
ちなみにどちらも指の形に応じてちゃんと曲がります。

最後にカメです。背面はピンクサファイアですね。
ちなみにお値段はどれもだいたい500万円くらいです。
そうとう宝石を遊び尽くした方じゃないと、おいそれとは買えない気がします・・・。
世界の宝石展

今回ご紹介したジャパンジュエリーフェアや、春と秋の国際宝飾展が日本では有名ですが、世界には様々な宝石展があります。
例えばこちらの「日本ジュエリー協会」の「国内・海外展示会情報」というページを見ると、国内外の宝石展を一気にチェックすることができます。
これからもリカラットでは、できるだけ多くの「世界の宝石情報」をお届けできるよう、がんばっていきます。
海外の宝石展示会における、服装や英語に関する注意が気になる方はこちらもチェックください!
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
リカラット編集部 監修