華麗なジュエリー達に釘付け!「インターナショナルジュエリーロンドン(IJL)2018」展示会レポートPart2

ロンドン特派員。Gem-Aで学んだ後、2001年にFGAとDGAを取得。宝石の歴史や伝説などについてのお話と、19世紀末のアール・ヌーヴォーのデザインがお気に入り。宝石やジュエリーの魅力について、深く探求するのが大好きです。

華麗なジュエリー達に釘付け!「インターナショナルジュエリーロンドン(IJL)2018」展示会レポートPart2

2018年9月2日、3日、4日にロンドンのオリンピアで開催されたジュエリーの展示会「インターナショナルジュエリーロンドン(IJL)2018」。前回のレポート第1弾に引き続き、今回は第2弾をお届けします

イタリアのジュエリー

「インターナショナルジュエリーロンドン(IJL)2018」には、世界中から集まった数多くのジュエラー達の素敵な作品も多く出展されていました。
個性的なジュエリーデザイナーのスタンドがひしめく中、とびきり独創的で美しいデザインはないものかと、それぞれのスタンドをじっくりと物色。

どのジュエリーも個性に溢れ、懐かしい感じが漂うものや、コンテンポラリーなもの、スタイリッシュなものなど、本当に素晴らしいジュエラーが勢揃いしていました。

正直これだけの数から選ぶのは大変でしたが、会場を歩き回って、直感的に素敵だなと感じたジュエラーを3店ご紹介していきます。

Florence Jewellery

イタリアのフィレンツェにあるジュエラーです。ジュエリーのデザインと制作を行っているほか、アンティークジュエリーも扱っています。

大変美しい蝶のブローチは、巨大なアメジストとサファイア、ルビー、ダイヤモンドなどが配された豪華な作品。イタリアらしい繊細な金細工と色使いに、一目惚れしてしまいました。価格は2,600ポンド(約37万円)です。

スタンドでは、ドバイに急遽出張することになったオーナーの代理として来ていた、とても美人で親切なアントネッラさんという女性が接客をしてくれました。

「ジュエリーが好きなら、絶対にフィレンツェに来るべきよ。素晴らしいジュエリーが沢山あるし、アンティークも豊富なの。フィレンツェでは親から子へと、代々ジュエリーを受け継ぐ習慣があるのよ。」

ショーケースの中にはクロスなどの伝統的なモチーフや、大胆な色石を配した、まさにイタリアらしい造形美のあるデザインのジュエリーが揃っていました。

公式ウエブサイトでは、ため息の出るような素晴らしい作品をじっくりとお楽しみになれますよ。

【Florence Jewellery 公式サイト】
http://www.goldtrend.it/

Scala Gioielli S.r.l

こちらもあまりの美しさに立ち止まってしまったスタンドです。

写真のネックレスはトルマリンでできたもの。リーフのように彫刻したものを立体的に繋げて、まるで本当の花と葉のように仕上げています。トルマリンのキャンディーカラーがとても愛らしくて素敵です。
ほかに、ペアのイヤリングも見せてくれました。ネックレスの価格は6000ポンド(約86万円)。

話を聞いてみると、何とこちらもイタリアのジュエラーでした。

ナポリの近くにあるマルチャニーゼという土地を拠点に、親子代々40年に渡り、ジュエリーのデザインと制作を手作りで行っているということです。

このほかのコレクションも、カラフルな色石をあしらった芸術的な作品が沢山並んでいました。イタリアのディーバが華麗に装う姿が目に浮かびそう…。

こちらも公式ウエブサイトがあるので、興味のある方は美しいジュエリーのコレクションをぜひご堪能ください。

【Scala Gioielli S.r.l 公式サイト】
http://www.gioielliscala.it/

MAORI S.N.C.

そしてもうひとつ、「うわ、綺麗!」と思って思わず立ち止まってしまったのがこのスタンドです。

まず最初に目に留まったのが、写真で左から2番目のネックレス。
「これ見せて下さい!」とお願いすると、「これは、コロンビア産エメラルドで、21.43カラットですよ。」とのこと。
7.9カラットのピンクトルマリンと1.05カラットのダイヤモンドも配されています。価格は19,620ポンド(約280万円)。

隣にある2点のエメラルドもコロンビア産で、とても鮮やかなエメラルドグリーンをしていました。トルマリンを配したモチーフがとても綺麗で目が離せません。

なんとなんと、こちらもイタリアのジュエラーでした。

しかも拠点はヴァレンツァ。世界でも名だたる金細工の街、イタリアンジュエラーの最高峰と言われる土地です。

デザイナーの男性に「こんなに素敵なジュエリーを作れるインスピレーションはどこから?」と尋ねると、「見るものすべてだよ」というお答え。

さすがイタリア、そしてヴァレンツァです。美しい自然、建築、歴史…見るものすべてが芸術なのですよね。

こちらのブランドでは、他にもゴールドと色石を使用したジュエリーのラインも発表しています。こちらもウエブサイトがあるので、ぜひご覧になってみてくださいね。

【MAORI S.N.C. 公式サイト】
http://www.jatcolours.com/en/le-collezioni/

まとめ

写真:Florence Jewellery で見つけた、バロックパールとルビー、ダイヤモンドのチャーム。価格700ポンド(約10万円)。

IJLのレポート第二弾は、展示会で見つけた素敵なジュエラーをご紹介しました。
自分の直感だけを頼りにたどり着いたのですが、なんと偶然に3店ともイタリアのジュエラーでした。

セレブ御用達店やダイヤモンドジュエリー専門店など、ハイストリートにあるような高級店のスタンドが立ち並ぶ中でも、ひと際違う輝きを放っていたからこそ、目に留まったのかもしれません。

まだまだ書き足らないことがありますので、引き続いてレポート第三弾をお伝えする予定です。もしよろしければご覧になってみてくださいね。

リカラット編集部 監修