意味は?産地は?ベニトアイトの魅力を徹底解説!

アメリカの3大希少石の一つと言われるベニトアイト。

もともとカリフォルニア州・サンベニトで見つかったことからそう名付けられました。

今回は、ダイヤモンドのように強い輝きと、サファイアのような美しいブルーを併せ持つ、ベニトアイトの魅力を徹底解説いたします!

ベニトアイトの特徴


ベニトアイトは鉱物名も同様にベニトアイト(和名:ベニト石)といいます。

レッドベリル 、ロードクロサイトと並び「アメリカの三大希少石」と言われています。

1907年にアメリカ・カリフォルニア州のサンベニト郡にて初めて採石された、比較的新しい宝石です。

ベニトアイトの名前の持つ意味

大きな本

アメリカのカルフォルニア州、サンベニト郡で初めて産出したことから、サンベニト郡の一部を取ってベニトアイト」と名付けられました。

もともと「サンベニト」という郡名は、中世のキリスト教の修道院長である呼ばれる聖ベネディクト(サンベネンディクト)から来ていると言われています。

カルフォルニア州ではベニトアイトをステイツストーンとし、カルフォルニア州の公式宝石に指定しています。

ベニトアイトの色

産出されるほとんどのベニトアイトの色はブルーですが、稀にクリアカラーのもの、そしてパープルや青緑のものも存在します。

中でもクリアカラーのベニトアイトは、インクルージョンのないものであると非常に強い輝きを見せてくれます。

上の写真は実際にリカラットSHOPで販売していたベニトアイトの10色グラデーションセット。

なおオレンジやピンク系の色のベニトアイトは加熱処理が施されています。

分散光と多色性

光の分散
分散度とは内部に入った光が、プリズム効果で七色に分散されるその度合を指します。

ベニトアイトはこの分散度が非常に強く、煌めきが強い宝石として知られています。

独特のネオンブルーのファイアが煌めくのも特徴の一つです。

ベニトアイトには、見る角度によって色が違って見える「多色性(二色性)」もあります。

濃いブルーから淡いブルーに見えるものもあれば、ブルーからバイオレットに変わるものもあります。

紫外線短波ライトを当てると、強いブルーの発光がみられるタイプのものもあります。

ベニトアイトの産出地

ベニトアイトはアメリカのサンベニト以外の地域でも発見されています。

  • アメリカ:サンベニト、アーカンソー
  • 日本:新潟県糸魚川市青海・金山谷

日本でも見つかっているのですが、宝石品質のものが発見されるのは非常に稀。

やはりレアな石のようです。

最後に

ベニトアイト

美しいブルーと眩い輝きが魅力のベニトアイト。

発見当初は、サファイアに間違われたといわれていますが、間違ってしまうのも納得なほどのブルーの美しさがありますよね!

現在、天然のベニトアイトの殆どは小粒が多く、1カラットを超えると「大粒」として扱われます。

私も大粒ベニトアイトはまだ目にしたことがないので、一度は生でお目にかかりたいと思っています…!

リカラット編集部 監修





ABOUTこの記事をかいた人

毎日200個以上の宝石に触れる仕事をしています。宝石のことをあまり知らない方にも、分かりやすい記事作りを心掛けています。オードリーヘップバーンの映画を観てからクンツァイトに魅了されています。