【徹底分析!】「インディゴライト」の別名をもつブルートルマリン

【徹底分析!】「インディゴライト」の別名をもつブルートルマリン

トルマリンって、ひとことで言って面白い宝石ですよね。

知れば知るほど好きになる、深~い魅力のある石だなあと思っています。どうしてでしょうか?

まず、トルマリンは色の種類が100種類以上と豊富なこと。それと熱や摩擦を加えることで電磁性を発することです。

さらに、見る方向によって色が異なる多色性も持っています。

つまり、美しいルックスと奥深い特質を持つ、まさにコレクションのしがいがある宝石だと思うのです。

さて、今回は多くあるトルマリングループの中から、インディゴライトトルマリンをご紹介します。

希少なブルートルマリンの中でも特にレアな存在であるインディゴライトトルマリン。とっておきの知識をお伝えしますね!

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色の宝庫トルマリン、11の代表的な色を紹介

インディゴライトトルマリンとは

インディゴ色というとまず、植物から採られた和風の『藍色』を想像される方も多いのではないでしょうか。

そういえば、デニムの色にもインディゴブルーがありますよね。

私たちの日常にありふれているインディゴカラー。

インディゴライトトルマリンとは、この藍色に似た濃い青色を呈する、ブルートルマリンのことです。

インディゴライトトルマリンの性質

結晶系 三方晶系
化学組成 複雑なホウ珪塩酸
硬度 7.5
比重 3.06
屈折率 1.62-1.64
複屈折率 0.018
光沢 ガラス状

希少なインディゴライトトルマリン

画像:リカラットSHOPより

色の豊富なトルマリン。その中でも特別な色を持つ希少な種類には、ブルーやレッドトルマリンなどといった単純な呼び方ではなく、以下のような特別な名前が付けられています。

  • パライバトルマリン…蛍光色の青または緑色。
  • ルベライトトルマリン…ビビッドな紫系の赤~赤色。
  • クロムトルマリン…ビビッドな緑色。
  • バイカラートルマリン…赤と緑などの2色を呈する(ウオーターメロン)。
  • インディゴライトトルマリン…青~緑系の青色。

インディゴライトトルマリンは、トルマリングループであるエルバイト(リシア電気石)の一部に分類されます。

結晶は大抵が半透明から不透明であり、透明なものは希少なことがレア度の高い理由のひとつです。

インディゴライトの青色は淡いものから濃いものまでさまざまですが、特に濃い青色を呈するインディゴライトトルマリンは高い価値が付けられています。

1989年にブラジルでパライバトルマリンが発見されるまでは、唯一の高品質を誇る青色のトルマリンでした。

インディゴライトトルマリンの色

インディゴライトトルマリン

色による価値の違い

インディゴライトトルマリンは濃い青色が特徴的ですよね。

美しい青色になるのは、少量の鉄を含むことを起因とします。
それぞれの結晶が含む鉄の量によって、青色の濃淡に差が出るのです。

しかし、ほとんどのインディゴライトトルマリンは緑色の色調を帯びた青緑色をしています。

そのため、純粋で真っ青な色をしたものは大変希少な存在となっているのです。

つまり純粋な青色に近いものほど高品質になるのですが、残念なことに、発見されるのは1カラット以下の小粒サイズばかり・・・。

しかしそれでも純粋な青色であればあるほど小粒であっても、大粒の青緑や緑青よりも高値がつくことが多いのです。

多色性を楽しめる

インディゴライトトルマリンって、色の違いも楽しめるトルマリンであることをご存知でしょうか?

それは、見る方向によって違う色が見える『多色性』を持っているからです。

トルマリンはすべて多色性を持ちますが、インディゴライトトルマリンは特に強い多色性を見せてくれます。

トルマリンの結晶は三方晶系をしており、結晶を縦方向に見たときに一番濃い色に見えます。

カット職人さんがこの性質を考慮してカットすることで、最高の青色を見せることができるのです。

カットの技術によっては、色だけではなく透明度やブリリアンスも失われるという結果も生み出してしまいます。美しい色と輝きが見られるのは、カット職人さんの高い技術のおかげなのです。

インディゴライトトルマリンの産地

ブラジル
インディゴライトトルマリンは主にブラジルのミナス・ジェライス州で産出されています。

ほかにも、スリランカ、ロシア、マダガスカル、ナイジェリア、アフガニスタン、米国カリフォルニア州とメイン州、モザンビーク、ナミビアなど、一般的にトルマリンが採掘されている場所で発見されています。

インディゴライトトルマリンの名前の由来

画像:リカラットSHOPより

インディゴライトという名前は、ラテン語で『Indicum』と呼ばれる青い植物の名前を由来とします。

インディゴライトが単にブルートルマリンと呼ばれない理由は、ほかの青いトルマリンと比べると、強い色の明るさと彩度を持つからだといわれます。

ちなみに和名は、藍色のトルマリンという意味である『藍電気石』という名が付けられています。

まとめ

インディゴライトトルマリン
インディゴライトトルマリンは、パライバトルマリンの次に希少価値が高い青いトルマリンとしてコレクター人気が高い宝石です。

ラテン語の植物の名を由来とするインディゴライトは、その名の通り、見つめていると心を癒してくれる自然な藍色をしていますよね。

リカラットSHOPでも希少なインディゴライトのルースやジュエリーが入荷されることがあります。
入荷は不定期ですので、興味がある方はこまめにチェックしてみてくださいね☆

リカラット編集部 監修