ピンクのタンザナイトがあるって本当?価値は?入手方法は?ピンクゾイサイトの魅力について

ピンクゾイサイト

画像:リカラットSHOPより

ピンクのタンザナイトがあるって本当?価値は?入手方法は?ピンクゾイサイトの魅力について

宝石に明るい方なら、「タンザナイト」と聞けば、美しいブルーカラーをもったブルーゾイサイトを思い浮かべると思いますが、実は「ピンクタンザナイト」と呼ばれるピンクカラーのタンザナイトも存在します。

ブルーのゾイサイトを「タンザナイト」と呼ぶのにピンクのタンザナイト…?と、何だか不思議な感じを覚える方も多いかもしれませんね。

今回は、そんなピンクタンザナイトの詳細と魅力をお話ししたいと思います。

ピンクタンザナイトの特徴

ピンクタンザナイト

ほんのりパープルが感じられるピンクの宝石、ピンクタンザナイト。

鉱物種はゾイサイトです。

ピンクタンザナイトは、見る角度によって違った色が楽しめる多色性をもちます。

また光に敏感な特徴から太陽の光の下では青みが強く、白熱灯やキャンドルの光の下では赤みが強くなる傾向があります。

多くが同時に2色の色合いを確認することができ、この交じり合う色合いがとても華やかで、ピンクタンザナイトならではの魅力の一つといえます。

ピンクタンザナイトのピンクカラーは、含まれる成分の鉄分が多いことで発色します。

一方、パープルカラーを発色する要因はバナジウムによるもので、酸化クロムが加わると濃い青色が引き出されます。

ピンクタンザナイトの産地

タンザニア、ノルウェーなど。

ピンクタンザナイトの色

名前の通りピンクを中心にライラック、パープルがあります。

多くはピンクをベースにライラックやパープルが交じり合うように発色しています。

ピンクタンザナイトとタンザナイトの関係

ピンクタンザナイト

さて、ピンクタンザナイトはピンクゾイサイトという名前で販売されていることもあります。

この二つは全く同じ宝石なのに呼び名が違います。一体なぜなのでしょうか?

そもそもタンザナイトというのは、元々ブルーゾイサイトと呼ばれていた宝石を、ティファニー社が産地にちなんで「タンザナイト」と命名し、売り出したことがきっかけで広まった名前です。

ゾイサイトの中でもブルーのゾイサイトだけを「タンザナイト」と別の宝石名で呼ぶことで特別感を与え、それまでのゾイサイトとは異なる印象をもたせたかったのかもしれませんね。

このティファニー社の戦略が当たり人気が出て、いつしかコマーシャルネームとして定着した「タンザナイト」は、ついには2018年、正式な宝石名として認められました。

このことから、ゾイサイトの中で唯一正式な固有の宝石名を持ち、かつ「ゾイサイト」よりも人気と知名度が高い「タンザナイト」という名前を付けた方が売りやすいという理由から、いつしか「ピンクタンザナイト」という名前が世に広まったとみられています。

そう、「ピンクタンザナイト」は、「ピンクゾイサイト」のコマーシャルネームなのです。

しかし正式名ではないため、宝石学の教育機関であり、鑑別・鑑定機関である宝石研究所のGIAのように、ピンクタンザナイトとは呼ばず、ピンクゾイサイトと呼ぶところもあり、混乱しやすいかもしれませんね。

これはあくまでも個人的な意見ではありますが、元々ゾイサイトとタンザナイトは同じ鉱物なので、ピンクタンザナイトがタンザナイトの色違いという意味で「ピンクタンザナイト」と呼ばれるのは全くの間違いのような気はしません。
しかもゾイサイトの中でも希少価値の高いタンザナイトよりも更に稀少性が高いピンクゾイサイトですから、「ピンクタンザナイト」でもいいのかな、と思いますが皆さんはいかがでしょうか。

タンザナイトとゾイサイトの違いをもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ!
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ピンクタンザナイトの価値

レアストーンとしても名高いピンクタンザナイトは、希少石として扱われるタンザナイトよりも産出量が極端に少ないことから、タンザナイトの数倍の価格で取引されています。

しかも一般市場では、2ctを超えるピンクタンザナイトは殆ど出回っていないとか。

また、ブルーカラーのタンザナイトの殆どが加熱処理を施され、色合いを調整されているのに対し、ピンクタンザナイトは通常、非加熱で未処理です。

天然の色合いの美しさが楽しめる宝石であることも、価値が高く評価されている要因の一つといえるのでしょうね。

しかしタンザナイトが発見されるまで、ゾイサイトには宝石としての価値がほとんどなく、飾り石程度の扱いであったことから考えると、ブルーとピンクだけが飛びぬけて高い評価を受けていることになります。

つまりゾイサイトは色によって価値の差が激しい宝石であるといえますね。

タンザナイトの価値や相場が気になる方はこちらの記事もどうぞ!
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最後に

優しいピンクやライラックカラーが美しい、ピンクタンザナイト。

近年人気が高まる宝石、タンザナイトの中でも希少でめったにお目にかかる事が出来ない宝石で、コレクターからも支持されています。

明るいピンクから濃いピンクやパープルカラーが同時に確認することも出来る、華やかで愛らしい宝石ですので、女性らしいロマンティックな装いにぴったり♪

リカラットSHOPでも取り扱うことがありますので、ご興味がある方は是非まめにチェックしてみてくださいね。

リカラット編集部 監修

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