メノウ(アゲート)芸術的なマーブル模様の秘密3選

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メノウ(アゲート)とは、世界中のいろんな場所から産出される、割とポピュラーな鉱物です。お値段も平均で数百円から数千円とお手頃。鉱物が好きな人に、「最初に手に入れた石は何ですか?」と聞くと、「メノウ」もしくは「水晶」と答える人が多いのではないでしょうか。

メノウの原石といえば、芸術的なマーブル模様が有名ですが、実はメノウの魅力はそれだけではありません。これを読めば、あなたもきっとメノウを集めたくなるはずです!

メノウ(アゲート)とは

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落ち葉や土が積もって地層になるように、ケイ酸微結晶が積もるとメノウ(アゲート)の原石が形成されます。メノウはごく細かい石英が集まって出来た鉱物で、その隙間に異種鉱物が入り込んで、様々な模様や色が生まれます。

長い期間をかけて成分が沈殿し固まっていく、その時間の差によって、メノウのあの芸術的なマーブル模様ができていくそうです。同じ模様は2つとない自然が生んだ芸術。そこに惹かれる人は多いのではないでしょうか。

メノウ(アゲート)の名前の由来

メノウの英語名である「アゲート」とは、アゲートが産出したギリシャのachates川の名前が由来となっています。
和名であるメノウは、漢字で「瑪瑙」と書きますが、これは馬の脳の形に似ているからつけられた名前だそうです。

模様のないメノウ(アゲート)もある

メノウの原石の中には、色むらのない単色に見えるものもあります。
一般的に、色むらのない単色に見えるメノウをカルセドニー(玉髄)、マーブル模様 などがあるものをアゲートと呼び、二つを区別しています。

カルセドニーで有名なのは黒い色をしたオニキス。オニキスの和名は黒メノウだってこと、知っていましたか?
また、緑色のカルセドニーはクリソプレーズと呼ばれ、翡翠に似た美しさがあります。
他にも、紅玉髄と呼ばれるカーネリアンは艶やかな赤い色が特徴です。ブレスレットとしても人気がありますよね。

メノウ(アゲート)の種類

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メノウ(アゲート)の原石は10以上の種類があります。中でもファイアーアゲート、サンダーエッグ、錦石、雨花石などは名前もユニーク。有名なのは、水の上にスポイトで垂らして描いたようなマーブル模様の縞メノウです。

様々な模様のメノウ(アゲート)

メノウには様々な種類があります。単色なもの、マーブル模様があるものもあれば、苔やシダのような植物が入って見えるもの、中には水入りのメノウなどもあります。

例えばセージナイトアゲート(針メノウ)チューブアゲート、プルームアゲート(羽毛メノウ)は羽毛や針、草花と見間違おうばかりの模様が石の表面に現れています。

また日本で人気が高いのはデンドリティックアゲートでしょう。わずか数ミリの薄くスライスされた石の中に、まるで日本画の技法で描いたようなシダ状の模様が入り込んでいます。よくブローチやペンダントに加工されていますから、ご覧になったことがある方も多いかも知れません。

ちなみに、私は数年前、新宿で開催されたミネラルフェアで「水入りのメノウ」を買ったことがあります。手のひらに握れるサイズの、茶色と白の混じったマーブル模様の石の数カ所に、確かに水が入っていました。値段はたったの千円。宝物です(笑)

メノウ(アゲート)の石言葉

メノウの石言葉は、「修復」や「癒し」など。人間関係のストレスや自分の内面的な悩みに、メノウは力を与えてくれます。

最後に

デンドリティックアゲート
メノウ(アゲート)の原石はカットしただけで現れる、芸術的な模様が魅力です。アクセサリーにしても、部屋のインテリアとしてもステキですよね。

そして何と言ってもメノウはお値段もお手頃。しかし染料を溶かした水に浸けて置くだけで好きな色に染められるため、人工的な色のメノウもたくさん出回っています。特に縞模様のないアゲートは本物と偽物の区別がつきにくいでしょう。

自分の直感を信じて、パワーを感じるメノウの原石をぜひ手に入れてくださいね。

リカラット編集部 監修