何故か惹かれる、ブルーサファイア、タンザナイト、アパタイト、魅惑の青い宝石たち

何故か惹かれる、ブルーサファイア、タンザナイト、アパタイト、魅惑の青い宝石たち

宝石にはいろいろな色がありますが、中でもブルーの宝石は人気が高く安定した需要を見せています。

サファイアやタンザナイトなどの人気の高い宝石がブルーであることも一つの理由かもしれませんが、ブルーは古くから身分の高い人が身につける色であり、「高貴で上品な色」としての印象が強いこともまた、安定して人気がある理由の一つでしょう。

しかし多くの方が魅了されてしまうブルーの宝石は、思っている以上に種類があります

今回は、そんなブルーの宝石をいくつかご紹介したいと思います!

ブルーの宝石といえば真っ先に思い浮かぶ、ブルーサファイア

ブルーサファイア

画像:リカラットSHOPより

ブルーの宝石は?と聞かれたら、宝石に明るくない方でも一番に思い浮かぶであろう、言わずと知れた宝石がブルーサファイアではないでしょうか。

深みのあるブルーから明るい色合いまで幅広いブルーを見せてくれる、ブルーサファイア。

ブルーの宝石の中でも歴史のある宝石で、古代はもちろん、今でも高貴で上品な色合いから重宝されている人気の高い宝石の一つです。

中でも少し白みがかった柔らかいブルーを放つ、カシミール産のコーンフラワーブルーサファイアや、ディープパープリッシュブルーを発するロイヤルブルーのミャンマー産サファイアは、良質な物であれば非常に高額で、市場に出回ることも少ない希少石として知られています。

またサファイアは、見る角度を変えると違った色がみられる多色性のある宝石で、深いブルーから優しいブルーなど色の変化が楽しめます。

この多色性がはっきりと確認できて、透明度が高く、インクルージョンが少ないブルーサファイアもまた希少価値が高いとされ、非常に高額で取引されています。

▶︎サファイアについての記事はコチラから☆

バイオレットカラーが美しい、タンザナイト

画像:リカラットSHOPより

ほんのりパープルカラーを感じるバイオレットブルーが美しいタンザナイト

1960年にタンザニアで発見されたブルーゾイサイトを、ティファニー社が産出地にちなんでタンザナイトと名付けたことから、人気が爆発し、今ではカラーストーンの中ではサファイアの次に売れているとまで言われるほど、需要の高い宝石となりました。

今回紹介する宝石の中では、一番歴史の浅い宝石ではありますが、2018年にはタンザナイトという名前が正式な宝石名とされ、更なる人気に拍車がかかっています。

タンザナイトの特徴ともいえるバイオレットブルーは、サファイアを凌ぐほどの美しいブルーとまで言われ、タンザニアでしか産出しないことから産出量が限られており、希少石として扱われています

硬度が低く、欠けやすいことが難点ですが、こちらも宝石の角度を変えると正面から見た色と違って見える多色性を持っています。

比較的大粒で産出することもあって、近年特に人気を集めている宝石の一つです。
▶︎タンザナイトについての記事はコチラから☆

明るいマリンブルーのアパタイト

画像:リカラットSHOPより

少しグリーンがかったブルーが特徴的なアパタイトは、トルマリンやペリドット、ベリルなどと間違えられた歴史があります。

アパタイトとはギリシャ語で騙すという意味の「アパタオ」が由来なので、名前の由来を聞くとより一層混同されてきた歴史を思い浮かばさせられる気がします。

明るいマリンブルーのパライバトルマリンのような色合いから、鮮やかなエメラルドのようなグリーンもあるアパタイトですが、宝石質と呼ばれる、高品質で1カラットを超える結晶は殆どなく希少です。

長時間直射日光に当ててしまうと、退色する性質を持っていますので、保管する際には冷暗所などに保管することをお勧めします。
▶︎アパタイトについての記事はコチラから☆

ネオンブルーの宝石といえば、パライバトルマリン

画像:リカラットSHOPより

強いネオンカラーを発色するレアストーン、パライバトルマリン。

既に鉱山は枯れているといわれ、現在市場に出回るパライバトルマリンは過去に産出したものを研磨して流出しているといわれるほど、希少性の高い宝石です。

ブラジルで初めて発見されたパライバトルマリンは、それまで産出されてきたどの宝石とも違い、まるで電気のような鮮やかなブルーを発する宝石で、当時世に出ていたどのトルマリンとも一致せず際立っていました

ウィンデックスブルー、ネオンピーコック、ターコイズブルー、トワイライトブルーと意外と幅広い色調がありますが、中でもウィンデックスブルーは非常に評価が高く、良質なウィンデックスブルーのパライバトルマリンの場合、1カラットが2万ドル以上の値を付けることも。
▶︎パライバトルマリンについての記事はコチラから☆

涼し気なブルーで夏にぴったりな宝石といえば、アクアマリン

明るく優しいブルーを発色するアクアマリン。

宝石にあまり詳しくないという方でも、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

アクアマリンはベリルという鉱物種で、エメラルドと同じ種類の宝石です。

硬度も申し分なく、エメラルドと違って大粒で産出しやすい傾向にあるので、ボリューミーで存在感のあるジュエリーを求めているなら、大粒のアクアマリンがあしらわれたジュエリーがおすすめです。

アクアマリンは産出時からブルーであるものと、茶色がかったものがあり、後者に加熱処理を加えて色調整されることもあります。

濃すぎないアクアマリンのブルーは清楚で上品な印象を与えてくれるので、海の青さを感じさせ夏に身につけたくなる宝石として愛されています。
▶︎アクアマリンについての記事はコチラから☆

ブルーの宝石の共通点と相違点

今回ご紹介した5つのブルーの宝石ですが、それぞれ個性のあるブルーではありますが、共通点も多く見られます。

例えば、ブルーサファイアとタンザナイトはしばしば比べられますが、色調がブルーからバイオレットと非常に似た色合いを発色し、どちらにも多色性があり、宝石の見る角度を変えると色が違って見えることが確認できます。

また、アパタイトの中にはネオンカラーを発するものがあり、ネオンブルーのアパタイトはパライバトルマリンのブルーとよく似ています。

そしてなんといっても、美しいブルーの色合いの殆どは加熱処理を施して色を引き出していること。

今回紹介した5つのブルーの宝石全てにおいて、少しブラウンであったりグリーンやホワイトの結晶を加熱し、美しいブルーの色合いに調節する処理を施すことがあります。

もちろん中には、産出時から美しい色合いを発色し、加熱処理を加えず研磨だけされて市場に出回る固体もありますが、それらは価値が高く、高額で取引されます。

と、このような共通点も多くありますが、もちろん相違点もあります。

どちらにも多色性があると前述したタンザナイトとブルーサファイアですが、タンザナイトは3色を確認出来る三色性に対し、ブルーサファイアは2色が確認出来る二色性です。

また、サファイア(硬度9)やアクアマリン(硬度7.5-8)、パライバトルマリン(硬度7-7.5)は硬度が高めで比較的扱いやすい宝石ですが、タンザナイト(硬度6.5)やアパタイト(硬度5)は硬度が低く、欠けやすい傾向にあります。

同じブルーの宝石ですが、共通点と相違点を把握した上でジュエリーを選ぶのもいいですね!

最後に

画像:リカラットSHOPより

今回は宝石好きな皆さんならきっと一度は耳にしたことがありそうな、比較的有名なブルーの宝石をご紹介しました。

どの宝石もそれぞれ美しく個性のある違ったブルーを見せてくれます。

また、小粒で採石することが多い、大粒で採石することが多いなど、サイズにも個性がありますので、好みと予算に合わせて選ぶのもいいと思います!

個人的には、タンザナイトのバイオレットカラーがとても好きなので、好みと予算のあうタンザナイトに出会えないかな?と毎日探しているところです☆

ブルーの宝石は、リカラットSHOPでも人気で数多く取り扱っていますので、気になる方は是非一度覗いてみてください♪
リカラットSHOPで「ブルーの宝石」を探す!

そして、ブルーの宝石についてもっともっと知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてみてくださいね。
こんなにいっぱいある!意外とみんなが知らない青・緑系の宝石5選

リカラット編集部 監修

ABOUTこの記事をかいた人

毎日200個以上の宝石に触れる仕事をしています。宝石のことをあまり知らない方にも、分かりやすい記事作りを心掛けています。オードリーヘップバーンの映画を観てからクンツァイトに魅了されています。