貴金属はいつ売るべき?タイミングで3倍以上も変わる貴金属の相場

貴金属を売るタイミング1

貴金属はいつ売るべき?タイミングで3倍以上も変わる貴金属の相場

金、銀、プラチナ、パラジウム。貴金属は宝飾品だけではなく、工業や投資など幅広い目的で使用されています。

貴金属の価格は毎日相場が変動していますが、こういった相場の動向に影響されているのは、世界経済の動きです。一時期には相場が3倍以上も変わったという記録もあります。

貴金属を売るタイミングは?今後の貴金属の展望は?こちらでは、貴金属の相場の動向や、相場のチェックの仕方についてお伝えしていきます。

金がプラチナより高値に


上のグラフをご覧頂いて解るように、2015年頃からプラチナが急落、逆に金の価格がプラチナを越して右肩上がりに上昇しています。

2000年には金・プラチナともに暴落していますが、2008年に急激に上昇。プラチナは28年ぶりの高値を記録しています。両者とも安い時期に比べて3倍から5倍上昇しているので、売るのには良いタイミングだったと言えるでしょう。

貴金属① 白金族-プラチナとパラジウム相場の将来

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ディーゼル車とガソリン車の触媒として使用

自動車の排ガス媒体は、以前は主にプラチナを使用していました。技術が進んだ90年代以降のガソリン車には、安価なパラジウムを使う事が多くなったことから、パラジウムの価格は急騰しています。

ディーゼル車はプラチナを触媒として使い、ヨーロッパで多く普及されていました。最近は環境問題の事もあり、制限を設けるなどしてディーゼル車の普及率は減少しています。

さらにフランスとイギリスでは、2040年までにガソリン車とディーゼル車を完全に廃止して、電気自動車(EV)に移行する事を発表しました。今後こういった動きは世界中に拡大すると言われています。

エコカーに移行すると価格が急激に変動

EV車が世界的に普及すると、プラチナとパラジウムが排ガス触媒で使用されなくなります。そうなると相場にも大きな打撃が与えられる可能性があります。

ただし、燃料電池車(FCV)の場合はプラチナを燃料電池触媒として利用します。パラジウムの利用も可能なので、FCV車が普及するとプラチナとパラジウムの需要が増えます。

プラチナとパラジウムは生産量が低いので、FCV車が普及して需要が増えることにより価格が急騰するといった予測もされています。

貴金属② 銀相場の将来

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銀は主に太陽光発電や電子産業、電池などの工業用として使用されています。最近の相場の上下は激しく、2008年10月の8ドル台から、買い占めのあった2011年4月には50ドルに急騰。2016年には14ドル台に急落、2018年1月には17ドル台をキープしています。

今後太陽光エネルギーなどの需要が増えれば、銀の価値も上がると予想されています。銀は工業用として多用されており、今後需要が増えていくにつれ価格の上昇といった可能性も予測されています。

貴金属③ 金相場の将来

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金は主に宝飾品及び投資として使用されています。ジュエリーではプラチナは金よりも高級で高価なものとして扱われています。しかし2015年以降の先物相場では、金の価格がプラチナを超えるといった変革を見せ始めました。

この背景には、経済の影響によるドル高や、世界で最も多くの金を所有する中国の経済動向などがあるようです。

また、先進国の金利が低い事や北朝鮮に対する不安などから、金への投資をする人が増加している事も、最近の金価格上昇の理由だと言われています。

今後の北朝鮮の動きやテロ、金利の上昇などによって価格は上下すると予測されています。

貴金属の相場をチェックするには

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では、毎日変動する貴金属の価格相場は、どこで確認すればよいのでしょうか。おススメするのは、田中貴金属工業のホームページです。相場をチェックしたい方は、こちらのページを参考にしてみましょう。

田中貴金属工業は1885年の創業以来、貴金属地金や製品の製造、販売などを行っている企業です。HPでは、毎日の貴金属の価格を日本円で見やすく表示してあります。貴金属の価格推移はグラフで表示してあるので、期間ごとの変動がひと目で確認できます。

まとめ

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貴金属の相場は、世界経済に大きく影響を受ける事が分かりました。大切なのは、世界経済の動きと貴金属の相場を日常的に確認する事です。

金などの価格が上昇したというニュースを聞いたら、売り時です。上昇と同時に売りに出される金も増えるので供給が需要以上になり、下落し始めます。このタイミングを上手く掴んで、賢く売りに出す様にして下さいね。

リカラット編集部 監修