はじめて「ノンオイルエメラルド」を買うあなたに絶対必要な3つの知識

ノンオイルエメラルド

エメラルドの中でもひときわ価値の高い「ノンオイルエメラルド」。「99%以上が人工処理を施されている」と言われるエメラルドの中で、10万個のエメラルドの中に1個しかないレアエメラルドです。

そんな「ノンオイルエメラルド」をはじめて買うときに、ぜひ知っておいて欲しい知識をまとめてみました。

そもそも「ノンオイル」ってどういう意味?

「キズのないエメラルドは欠点のない人間ほど少ない」

と言われるエメラルド。六角柱状の結晶として産出されるベリル(エメラルドの原石素材)は、採掘される段階で、すでにインクルージョン(キズや内包物)が入った状態が普通です。

そのため宝石に加工されたエメラルドは、「オイル処理」と呼ばれる処理をすることで、インクルージョンやクラックを目立たなくするのです。

この処理を「オイル漬け」ともいいます。通常はシダーウッドオイルというオイルをしみこませてキズや内包物を目立たなくしますが、最近はオイル樹脂やエポキシ樹脂が使われることも多くなっています。

「ノンオイル」って触って良いの?

ネットサイトを見ると、「ノンオイルエメラルドは触ってはいけない」という注意喚起の記事を見かけることがあります。

これは、せっかくの「ノンオイルエメラルド」が、人が触ることで皮膚の油分がエメラルドに付着してしまい、鑑別書を作成するときに「ノンオイル」と判定されない場合があるためです。

しかしすでに「ノンオイルエメラルド」と鑑別を取った商品なら心配はありません。また、鑑別を取ったあとであっても、手で触った程度ではノンオイルエメラルドで無くなる、といったことは起きませんので、普通の宝石と同じ扱いで良いです。

絶対に触れないように気をつける必要はないので、触って楽しんで大丈夫です。

「ノンオイルエメラルド」を買うときのチェックポイント①「鑑別書付きを買おう」

百貨店などで宝石を購入すると、必ず「保証書」をつけてくれるはずです。しかし保証書と鑑別書は別。重要度が全く違います。

保証書は「そこのお店で確かに買った商品です。」という意味があり、その商品の信頼性と保証を裏付ける証明書です。

しかしその石が「本当にノンオイルエメラルドかどうか」を知るには「鑑別書」が必要です。

鑑別書とは、その宝石は「本物」であり、なおかつその宝石の「特徴」「品質」「サイズ」などが記載されています。

レア・ストーンである「ノンオイルエメラルド」を買う時は、必ず鑑別書付きの商品を購入してください。

また、鑑別書といっても信用度にランクがあります。できれば世界的に有名な鑑別機関が発行した鑑別書の方が安心できます。

▶︎ 鑑別機関記事のリンク

「ノンオイルエメラルド」を買うときのチェックポイント②「鑑別書の中で見るポイントはココ!」

お店の人に頼んで、鑑別書を見せてもらったとき。しかし素人の場合、きっと内容の半分ぐらいは理解できないかも知れません。

まず、ノンオイルエメラルドの鑑別書の中で一番重要なポイントは、

    例:中宝/日独鑑別書だと、「透明剤の含浸の痕跡は認められません。」

    例:GIAなら、「No indications of clarity enhancement」

という記載があるかどうかを確認すること。この1文が

「この石は確かにノンオイルエメラルドです」

という説明文です。この1文がない場合、それは単に「天然エメラルド」の鑑別書となります。

もっと細かくいうと、ノンオイルエメラルドの鑑別書には、鑑別結果の他に、分析結果を記載した「分析報告書」が付随されていなければなりません。

「ノンオイルエメラルド」を買うときの必要条件③「拡大写真でチェックしよう」

ノンオイルエメラルド
ネットで「ノンオイルエメラルド」を購入する時、決め手となるのは「写真」です。写真が全て!と言っても良いでしょう。

そもそもエメラルドは必ずと言って良いほど、石の内部や表面にインクルージョンがある石です。

「ノンオイルエメラルド」は、そのインクルージョンが極めて少ない石ですが、それでもないわけではありません。石の細部まで確認しましょう。できれば拡大写真で上下左右は確認したいところです。

またエメラルドは割れやすい石です。特に面キズがあるとそこからヒビが発生したり、インクルージョンが目立ってくる場合があります。

「面キズの有無」が十分に分からない(写真の量が少ない)サイトは、避けた方が無難といえます。

面キズを隠して値段を釣り上げる業者もいますから、注意が必要です。

ノンオイルエメラルドの価格の目安

女性 疑問

希少価値の高いノンオイルエメラルド。いったい値段はどれくらいか気になりますよね!

ざっくりとですが、私の感覚ですと、

例えば「0.5ctのコロンビア産のノンオイルエメラルド」の指輪をインターネットで買うなら、だいたい270,000円~500,000円が相場かな、という感覚です。

それ以上の値段、500,000円~1,000,000万円クラスの商品は、百貨店の店頭とほぼ同じくらいなので、私だったら百貨店で実物を確認して購入します。

逆に10万円代のノンオイルエメラルドがあったら、「確かに安い!!だけど、コレって本当に大丈夫??」と、少し心配になるくらいの感覚です。

例えば自社のサイトで恐縮なのですが、私たちの「リカラットSHOP」ですと、過去、 実際に10万円代のノンオイルエメラルドが出品されていたことはあります。

もちろん私の場合、この商品は社長の小山がたまたま安く買い付けたものだという事情を知っているので大丈夫なのですが、

もしまったく知らないサイトであれば、出ている鑑別書の写真などをじーーーっくりと見て、そこから購入しようかな、どうしようかな、と検討を始めるようなイメージです。

最後に

グリーティングカード
ノンオイルエメラルド。購入するときに必要な知識をまとめてみました。

地球が生み出す多くの鉱物の中でもノンオイルエメラルドはまさに奇跡の宝石です。

出会ったら一生の財産。希望の石を手に入れられたら、あなたの幸福度はかなりアップするはず。あせらずじっくりと探してみてくださいね。

リカラット編集部 監修