三つの願いを叶えるといわれるロマンティックな宝石トリプライトとは?

トリプライト ルース

オレンジからピンクの色合いが魅力的な宝石、トリプライト。

宝石の持つある特徴から“三つの願いを叶えてくれる”といわれる、ロマンティックな宝石です。

今回はそんな、トリプライトの特徴や魅力についてお話しします!

トリプライトの特徴

トリプライト ルース

トリプライトは、ペグマタイト(巨晶花崗岩)という鉱物の中に結晶を作ります。産出される殆どが不透明な岩石のような見た目のもので、透明度のある宝石質のものは非常に稀です。

その上、ペグマタイトの中で結晶を作ることからトリプライトの結晶はとても小さなものが多く、産出される宝石質のペグマタイトは0.5ct程度の小粒なものが殆どです。

このことから希少石として扱われ、ジュエリーというよりもコレクターストーンとして市場に出回ることが多くなっています。

モース硬度は5から5.5ありますが、結晶面に沿って割れやすい“へき開”という性質を持ち、一定方向から強い衝撃が加わると割れてしまうことから、加工が難しい宝石といわれています。

オレンジ、ピンクなど

産地

ブラジル、パキスタン、アルゼンチンなど

3つの願いを叶えてくれる宝石

ギリシア語で“3”を意味する「トリプル(triplos)」から由来して名付けられた、トリプライト。

和名もそのままトリプル石。何かと“3”に因んだ宝石です。

それはなぜかというと、トリプライトが「三方向に完全な“へき開”を持つ」ためです。

このへき開の性質から「三つの道を切り開いて、三つの願いを叶えてくれる宝石」と言い伝えられています。

インカローズとトリプライト

※画像はロードクロサイトとインカローズ

ピンクのトリプライトにゴールドのインクルージョンがあるものを「ゴールデン・インカローズ」として販売されていることがあります。

パワーストーンとしてのトリプライトは透明度が低く、インカローズによく似たピンク色をしていることからこの名前が付けられたのですが、インカローズとトリプライトは全く別の鉱物です。注意しましょう。

最後に


硬度もそこまで高くない上、三方向に完全なへき開を持つので割れやすくなかなか加工の難しい宝石ですが、稀に見つかる宝石質のトリプライトの色合いや高い透明度は魅力的で、マニアが夢中になるのも納得の宝石です。

とにかく出回ることが少ないレアストーンですので、見つけた際にはとりあえず購入する、というのもありかもしれません!

リカラットSHOPでも、トリプライトが扱われていることがありますので、興味がある方はチェックみてくださいね♪

リカラット編集部 監修

ABOUTこの記事をかいた人

毎日200個以上の宝石に触れる仕事をしています。宝石のことをあまり知らない方にも、分かりやすい記事作りを心掛けています。オードリーヘップバーンの映画を観てからクンツァイトに魅了されています。